無駄を減らす努力。効率の良さ。住む場所には制限を設けず、ずっと質素に暮らしつつも、良い場所へ移りたいと思ってきました。

初めての引越ではお金が足りないことを察しつつも、窮屈な生活を強いられていた御国野の家を離れたかったので、台所や風呂が共同の家賃の安さだけを優先した場所を選びました。作業場として機能すれば問題なかったので、十分なほど満足でした。

二度目はマンションだったわけですが、少しでも便利な場所を使いたいし、高い位置に住みたいと思っていたので満足でした。今は、同居人や周りの騒がしさに頭を悩ますところでもあるので、離れたいと思うようになっています。

今回は、静かな環境を目指すことにしました。費用負担も小さくしたいという思惑もあって、原の家を選ぶことにしました。田舎暮らしの良さと悪さ。どのぐらいの期間を過ごせるかは懐疑的でもありますが、基本的に良い場所なので大事にできればと考えています。冬が厳しいという妹くんの発言も、僕には乗り越えられるのかどうか不安もありますが、移動を最小限に抑えて行動するので問題視するほどでもないのかもしれません。そして、この場所で過ごした経験が、僕にほとんどないのは心残りでもあります。妹くんの1年、弟くんの幼少期。僕もここで過ごすことによって、何かを分かち合える可能性を感じたのでした。感性でいうならば、但馬の田舎というのは、先祖の守ってきた場所でもあり、その恩恵を受けられる一番近い場所でもあるがゆえに、自信を持って過ごせる場所であるとも解釈できます。

今後は、味取へ移動できるように検討を重ねつつ、原での生活を守っていきます。基本的に、この場所だけにとらわれず、普段からどこへでも出向けるようにしたいところです。機材があるため、どこにいても仕事ができることを望むものではありませんが、自由であることの大切さを生かしたいと考えています。


●味取の家屋

先祖代々引き継いできた阿瀬の家も、味取にあるものだけが唯一の不動産であると言えます。財産的な価値だけを評価するものではありませんが、山の上という場所や親しみのある家屋ということからも、僕自身はとても気に入っている場所、家屋です。心から住みたいと願う場所としては、他にはありません。

現在のところは明確な根拠を組み立てているわけではありませんが、直感的に主を求められている感覚があり、住むためには相当の努力や勇気、予算も必要になるとはいえ、今後も作業場として検討を続けたいと考えています。本来であれば、大きな予算を確保してでも復旧させたいところでありますが、現状では知識や予算も十分ではありません。心残り、無念ではありますが、いずれは何らかの方法を検討の上、再建します。


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